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先日購入したICレコーダー『ZOOM H4n』の事をツラツラと。。。

外観は悪くないです。ボタンの配置も良いのではないでしょうか。ただ、手の小さい人には片手での操作は無理ですね。もう少しスリムでも良かったのかもしれません。
新しく採用されたマイクは録音時の位相差を無くすために同一軸上に重なり合うように配置され、さらにはマイクの指向角をノーマル90°とワイド120°で選択出来るので、録音場所の状況により簡単に録音範囲が変えられます。このマイクはコンデンサーマイクを使っていて小さな音も綺麗に拾うのですが、大きな音ではすぐに録音レベルを振り切ってしまい音が割れてしまいます。先代のH4はマイク感度を変えられる『MIC GAIN』があり、Low/Mid/Hiと切り替えられたそうですが、このH4nにはそれが付いていないので、ライブの音源を録ろうとするとアコースティック系では繊細な音も拾い抜群の威力を発揮しますが、バンド系(うちらのような爆音系)では感度が良いのが仇となり、すぐにレベルメーターを振り切ってしまうんです。ZOOM側も苦肉の策としてREC LEVEL0~1の間を0.1~0.9に区切って大きい音に耐えられるようにファームウエアでアップデートしましたが、正直MIC GAINは無くしちゃいけない項目だったのではないでしょうか(音楽関係に長年携わっている企業が何故このような仕様にしたんだろう?)。ま、REC LEVEL0.7とかにすればバンド練習でも録れるには録れますけど、でも、録れているか心配にはなる(笑)
Compressorを効かせての録音もやったのですが、やはり不自然な音になってしまうので今後は使わないでしょう。

再生系に関しては、やはり録音に特化しているだけあって『オイオイオイ(汗)』って点が多々あります。再生途中で停止して電源を落としてしまうと、電源を入れた時にその停止した場所からではなく停止したファイルの頭からになってしまいます。これでは長い曲を聴いていて電源を落とした時に、曲の頭から止めたとこまで早送りしないといけない事になります。一応、Markをつけてその時点に頭出しが出来るようにする事は出来ますが、このMarkは打ち直す事が出来ませんので大きなファイル(長い曲)にMarkばかり付けていると、どのMarkがどこだか分からなくなってしまいます。ファイル分割したらH4nの中では元に戻せなくなってしまうのは面倒くさいですね。おまけにフォルダ内の最後の名前のファイルを分割すると、分割された後の最後にあたるファイルでの早送り/巻き戻しが出来なくなります。これは電源の入れ直しで直るのですが、完全なバグですね。
ま、録音機器であって、再生や編集はパソコンでお願いしますって感じなんでしょうかねぇ。
4chレコーディングとMTRは使ってないので分かりません。

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