いろいろと

今月に入って、また何もかもが値上がりである。
この半年間での物価の上昇は異常な状態であるのだけれども、これも資源を輸入しないとやっていけない日本国の特徴でもあるのかなと思います。資源に関しては『貧困の国 日本』って感じでしょうか。
もちろん日本だけではないです。世界各国で物価上昇による食糧危機に面しています。ある国はトウモロコシを主食としているのに、そのトウモロコシがアメリカ主体によるバイオ燃料の生産増強により、価格が倍以上に跳ね上がっている。その国は貧困の国でもあるので高くなったトウモロコシを輸入できなくなってきている。そうなると国民にはトウモロコシが行き渡らなくなる。。。数ヵ月後、この国はどうなってしまうのだろう。
かと思えは、アメリカのトウモロコシ畑のオーナーはトウモロコシの高騰により、年収が数十倍～数百倍に膨れ上がり、さらにそれに目をつけたカジノ関連の会社が畑の真ん中にカジノを作って、周りの畑オーナー連中が夜な夜なそこに遊びに来ては金を落としていくという図式が出来てるんだとか。。。自分達のトウモロコシがないと生きていけない人達がこの世の中にいる事を知っているのだろうか？
バイオ燃料は地球温暖化防止に必要かもしれない。でも、アメリカのずさんなバイオ燃料増強計画により、世界中がどれほど混乱してしまっているのかブッシュさんは分かっているのだろうか？原油高騰だって、先物取引なんていう目に見えないモノの動きだけで値段が吊り上げられて、世界中の人達がマネーゲームに踊らされている状態なのに、なんでアメリカは規制をしに動かないんだ？全てがアメリカの利益に繋がるからだろう。

 このハイパーインフレといえる状況はまだまだ続くのではないでしょうか。
ある経済アナリストはこう言ってました｢インフレの後は必ずデフレが来ます。そして、その後に戦争が来るんです。｣。いま、日本の若者が望んでいる事の一つに｢戦争｣があるらしいです。今の状況を打開するには全てを壊さないといけないという事でしょうか。既に各国では食料が届かないことに対しての暴動が起きています。日本では暴動が起きていない。。。いや、実は起きているらしいんです。マスコミの間で言われているのが『静かなる暴動』。殺人が多いとか自殺者が多い。これが日本人による『暴動』とマスコミでは言っているんだとか。このままで行くと自殺者はもっと増えてしまうだろうし、失業率だってアップするだろうし。。。どうなってしまうんでしょう、地球は。 

各国首脳が集う洞爺湖サミットが開催されますが、ここでアメリカと中国がどう出るか、そして日本のトップの方はどう仕切るのか。。。 



Today's BGM 
『NAGARE at SOAP 2007』 / 花田裕之