残虐性

日曜に起きた秋葉原での惨劇。
ニュースで知った時は「なんでむやみに人を殺すんだ!?」と思っていたのですが、犯人の取り調べが始まり、色々と分ってくると他人事では無いような気がしてきました。

こんな事を言っていたら被害に遭われた方には申し訳ないのですが。。。

今回の事件の背景にあるのって、ここ十数年の日本社会が産み落とした産物なんだと思うんです。
格差社会で生じた勝ち組だの負け組みだの、成果主義における雇用問題、理不尽な仕事内容や解雇、この先この国で生活していく苦悩や不安。。。これって他人事では無いです。自分にだって既に降りかかって来ている事。でも『何か』が歯止めになっていて暴走しなくなっているんじゃないでしょうか。じゃ、その『何か』ってなんなんでしょう。

考

え

中

たぶん、家庭内での役割なのではないかと思うんです。
社会での自分の位置なんて有って無いようなものだし(会社なんてあなたが一人居なくても潰れはしませんから)、上にも書いた成果主義だの格差社会だのって状況じゃ、オイラみたいな出来の悪い人間は役割もへったくりもないです。でも人間って、やっぱどこかで『必要とされる』ってのが必要なんだと思います。その一番大事なのが家庭内なんではないかと思うんです。
なんでも良いと思います。『これは自分じゃなきゃ出来ない』ってのを見付ける、あるいは作ってあげる。そうして『必要とされている』って事を感じている事が出来れば、それが『歯止めの一つ』としていられるのではないでょうか。

オイラもそんな歯止めが外れたら。。。ま、人を殺すような事はしないにしても。。。ね。



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