アダプタ

エフェクターを使っていると、絶対に話に上がるのが『電源は何を使うか』。
大抵、電池を使う方が多いですね。音が良いって事で。
なぜかって言うと、電池は9Vと言いながらも9.5Vくらいは出ているんです。ちょっと電圧高めなんですね。
それとAC/DC変換アダプタにある"リップル"がないので安定しているんですね。
だから電池が音が良いって言われるんです。

が、しかし、使いまくっている状態では電池代もバカになりませんし、なによりステージ上で電池切れなんて起こったら目もあてられません。
そこで使うのがACアダプタとなるんですが、先に書いたようにリップルが乗るので音が悪い。
でも使わないといけない。

そんな悩み解消に出てきたのが、providenceから発売された『AC ADAPTOR Battery Emulator 9.6』でございます。

http://www.providence.jp/providence/option/pap509.html

元々、providenceのACアダプタって9.6Vくらい出しているんです。そんなACアダプタの設計を見直して、リップルを完全除去して電池の条件に近づけたのがこのアダプタなんです。
ちなみに、Jim Dunlopのアダプタは8.6Vくらいしか出していません。9Vで動かす機器が9V未満では実力発揮なんて出来ませんから。

アダプタネタでは、BOSSのアダプタって2種類あるんですよ。
ACA-100ってのと、PSA-100っての。
これ、出している電圧が違うんで注意しましょう。
ACA-100は12Vを排出しています。これは昔のBOSSのエフェクターは本体側に平滑回路を入れているんで、これを使うようにしています。新しいエフェクターはPSA-100を使います。
間違って使うと壊してしまいますから、注意しましょう(本体電源ジャック付近にシールが張ってあります)。